今までタイヤ交換は車載工具を使っていた。
車載工具でもタイヤ交換出来るが使い勝手が悪いし、十分にホイールナットを締付けられているか不安…
これからも自分でタイヤ交換するなら工具を揃えたい!
そんな車好きな人に向けて、実際に使ってみたトルクレンチについて書きます。
【東日製作所】トルクレンチを使用した感想
このトルクレンチ購入後、約2年経ちますが使いやすくシンプルなデザインで良い工具です。
DIYで使う場合、数年程度では壊れる気配がありません。
※過去に約5000円のトルクレンチを使っていましたが、タイヤ交換5セットほどでラチェット機構の動作がおかしくなったことがあります。
良かった点
- 国産で耐久性が高い
- 設定トルクでの感触+音が分かりやすい
- トルクの設定ダイヤルが使いやすい
- 重量が軽く、トルク設定のダイヤルがストッパーの役割をするため、落としにくい設計 ※0.79kg(200[N・m]モデルは1.4kg)
- 校正依頼ができる(購入店舗経由でメーカーへ)
不満点
- トルク設定値のメモリ窓が小さく感じるかも
- グリップの直径が22mm程度で細いため、手袋着用推奨
- 初めてトルクレンチを買うには値段が高く感じる
トルクレンチ(QL140N-MH)仕様
- トルク調整範囲:30〜140[N・m] ※1目盛:1[N・m]
- 測定精度±3% ※校正証明書では2%以下(個体差あり)
- 角ドライブ:12.7mm(ソケット差込口が12.7mm)
- 全長:400mm、重量:0.79kg
※参考リンク…東日製作所
合わせて使っているソケット
ソケットの先端に樹脂カバーが付いているため、ホイールの傷防止に配慮されています。※樹脂カバーは単体で販売あり
また、インパクトレンチ用のソケットを手締めで使うため、割れる気配がありません。
買い替えはいつになるのか…
まとめ
- ROMIが東日のプリセット形トルクレンチで調べた中ではQL-MHシリーズのQL140N-MHがシンプルで使い勝手が良い。 ※仕事でも使っていて耐久性◎
- トルク設定はグリップ下部ダイヤルにて調整する為、締付け中に設定値がズレることが無い ※大半のトルクレンチはトルク設定する為にグリップを回す為、ロックが緩むとズレる可能性が高い
- グリップの直径が22mm程度で細く、手袋を着けた時に力が入れやすい!
- 軽自動車のホイールナット締付であれば140[N・m]まで締付け確認できるトルクレンチで十分。 ※締付けトルクは車両の取説で確認必要
- 収納ケースは付属しない為、必要な人は別途購入が必要
他にも樹脂グリップのQLシリーズやヘッド交換式のCLやCL-MHシリーズ等ありますが、DIYメインであればオーバースペックだと思います…
トルクレンチは200[N・m]まで締付け確認できる物もありますが、重く・長くなるので保管に場所を取ります。(工具は自然に増えるため)

